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相場の良書

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2017年8月11日
  • 読了時間: 3分

相場に対する考え方として取り入れたい思考や認識力は自己の経験による帰納的な解釈のみでは限界があります。先人に学ぶことで演繹的な思考回路を学ぶことが可能になります。そして、今まで自分の武器が竹槍だとすれば核ミサイルに発展する可能性もあります。それが良書の良い所ではないかと思います。

アルファを求める男たち――金融理論を投資戦略に進化させた17人の物語

▶︎久しぶりに良書。己の課題やトレードのヒントをもらった。

▶︎特に印象的だったことは人を知る重要性。結局、トレードや価格形成には全て人が関与している。つまり、どれだけ深く人を知っているかってのは優位性になるんだよね。

天才数学者、株にハマる 数字オンチのための投資の考え方

▶︎人がはまりやすい誤謬について書かれていた。正直、はじめの頃に読めば良かったと思う。がしかし、改めて確認できた感はある。

▶︎結局、ファンダやテクニカルは幻想であって信用するもんではないよね。そんで為替なんて歪まないじゃん。そんでランダムウォークを棄却できないし信じてるアノマリーさえ怪しいよね。

▶︎ってことで大事なのはやっぱ人間の心理かと思う。全てを人工的市場に置き換えることはできないんだよね。その辺の事象を理解できれば効率的な市場なのか違うのか判断できると思うんだ。

天才数学者はこう賭ける―誰も語らなかった株とギャンブルの話

▶︎大数の法則から優位性がある手法で繰り返せば必然と勝てる。けど、それをポートフォリオ組んで分散させたり、確実性高い事象を読める知識があれば確率高く効率的に稼げるんだよね

▶︎うん、課題は見つかった。が、かなり長期的視野で戦うことになるね。

ザ・クオンツ 世界経済を破壊した天才たち

▶︎これはいいかな。なんとなく上記の本達が良書すぎて見劣りした

たまたま―日常に潜む「偶然」を科学する

▶︎いかに自分たちが偶然に支配されているかってのがわかるね。結局、統計やら金融工学でもランダムウォークを棄却できないしさ。それを数学や物理で導いても不確実性高いよね。人間て自分の都合の良い解釈しかできない。そのバイアスに気付ける意味では良書。

ブラック・スワン[上]―不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン[下]―不確実性とリスクの本質

▶︎ナシーム・ニコラスさん。基本的に彼の洞察は好きです。不確実性についての深い見解。ただ、以前読んだ『まぐれ』に更なる知見が加わった感じ。だから、まぐれ読んだ人には必要なかったかも。ちょっと本人の趣味の領域に入りすぎてるかな。

動的平衡 生命はなぜそこに宿るのか

動的平衡2 生命は自由になれるのか

動的平衡ダイアローグ 世界観のパラダイムシフト

▶︎生命を知れば、私達は自由に生きていいんだよと語りかけてくれていることに気付くことでしょう。もちろん、他人や環境、地球や宇宙を傷めつけない上でね。

▶︎生命が相場を生んだのだから、その相場さえも生命のバイオリズムに影響されるのは目に見えるよね。こういうのが俺の優位性だったりする。

文系の壁 理系の対話で人間社会をとらえ直す (PHP新書)

バカの壁 (新潮新書)

「自分」の壁 (新潮新書)

超バカの壁 (新潮新書 )

死の壁 (新潮新書)

無知の壁 (サンガ新書)


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