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現代の金融入門 池尾 和人

  • 執筆者の写真: Admin
    Admin
  • 2017年10月7日
  • 読了時間: 2分

現代の金融入門 池尾 和人

<概要>

・金融について書かれているが主にセルサイドの視点。そして入門と書くには少々小難しい話がちらほら。

・為替についての歴史を知ることで金融政策の重要性や影響について深く考える重要性を知れた良書。

▶︎俺の課題は金融政策についてもっと良く知ることだと思う

<考察と調べものとか>

・金融政策の基準となるのが長期的均衡水準のこと。長期均衡とは全ての調整が完了した時に実現される状態のこと。

▶︎これが毎回失敗する。そして口先介入とか市場操作とかしまくる。厄介だね。

・ブレドン・ウッズ体制

▶︎金と通貨の価値が固定さていた(1970年代前)▶︎通貨の安定を金融政策ではムリ

▶︎ニクソンショックは米国が金との交換停止。

 ▶︎中央銀行により金融政策の重要性がうまれる

 ▶︎つまり、FXってその金融政策を知ることが何より重要だと思う。

・インフレターゲットの目的は金融政策運営の透明性を向上させること。

▶︎その上で中央銀行は金利をいじるおお

 ▶︎中央銀行による短期金融市場金利の誘導▶︎民間銀行による将来金利動向に関する予想形成▶︎貸出行動の決定▶︎貨幣供給量(マネーストック)の決定

*マネーストックは金利コントロールの結果としてうまれる内生変数に過ぎない

・フィリップス曲線:インフレ率と失業率には負の相関性がある

▶︎失業率が自然失業率よりも上回る=需要過多

▶︎故に名目賃金に上昇圧力がかかる

▶︎しかしフリードマンは将来に対する予想インフレ率が関与する

▶︎そのため、経済の動きは人々の将来に関する予想によって強く左右されるのである。

・長期金利は未来の不確実性に対して対応

▶︎つまり、短期金利は長期金利がどのような状態が望ましいか中央銀行の意図が汲み取れるってことか!

▶︎今の相場では米国の金利予想で左右していると思う。そして、米国はなるべく金利をあげたがらない。そして、それを各国でも了承していて量的緩和を避けているように感じる。しかし、口先介入で為替をいじる作業はしている。ずるいね♪


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