幸福と経済力と人生と時々、自由な発想
- Admin
- 2017年8月24日
- 読了時間: 3分
今、話題の世界一貧しいウルグアイのホセ・ムヒカ前大統領の言葉を拝借してみました。

貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ
発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。
人は物を買う時は、お金で買っていないのです。そのお金を貯めるための人生の裂いた時間で買っているのですよ
私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。
あなたが生きている限り、他者との衝突は避けられません。大事なのは、コンフリクトを起こさないことではなく、どうやってコンフリクトを解決していくかということです。
ホム・ムヒカさんの発言から引用
とまぁ名言が飛び交っています。人間の欲を刺激しているものに気付いてれば時間や人生の使い方変わりますよね。そんでみんな仲良く幸せに暮らせる方法探そうぜってことかな。ただ、社会主義的な考えが根底にどうしてもあります。そして性善説で人を考えすぎています。
資本主義のおかげで人類は発展してきました。経済、医療、IT関連、航空、建築、物流、様々なサービスや人類を豊かにする生産性を向上させる物。あげればきりがありません。優生学的にみれば競争が起こることで優秀な遺伝子を後世に遺すことができるのではないかと思います。優秀な人間が増えれば環境問題や労働問題も解決されるのではないかとも思います。そして歴史を振り返れば社会主義を取り入れたソ連や以前の中国は衰退していったのではないでしょうか?それを世界全体で取り入れれば人類の発展が抑制されます。そして爆発的な人口増加や温暖化、食料問題など負の遺産を解決できなくなるとも考えられます。それって後世の人達が困るのではないでしょうか?
私個人としては最低限の資金は必要と考えています。そして人々の幸福度も金銭との相関性が認められています。しかし必要以上のお金を目的に生きるのは儚すぎるとも感じています。
と幾ら文章で説明してもムダだと思います。なので下記の資料を見て下さい。

これを見て何かを感じるかと思います。
そして、何故生きるのかという基本的な前提を考え直すきっかけになるかとも思います。
投機や投資で得た金銭を国益、Justiceのために使う。または、そのために稼ぐ。世の中の人達、皆が住みやすく素敵な場所にする。それを正しくROI高く使うことが本来の金融の仕事かと思います。その自負や気概が無ければトレーダーは辞めた方が無難かと思います。なぜなら金銭という幻想に左右され続ける人生になるからです。幾ら勝ち続けても幾ら儲けても。自分の背後に見えない何かが取り憑いている様な感覚。それなら周りの人達を少しでも幸せにできる仕事をした方が幸福度が高い人生を送れると考えています。
社会主義と資本主義を両方取り入れる主義がいいよね。自由主義なんだけど、個人個人が使命持ちながら生きればいいじゃん。多様性や可変性を認める様なかんじでさ。ていう新自由主義可変性理論みたいなのが個人的にはしっくりきてます。
人生は有限です。桜のように儚く散る。全てが散ってしまう。自分の中で大事なコトは何か?人生から取り出したいコトは何か?そんな当たり前のことを考えて意識して日々を生きたいと思います。
Komen